悠久の天平ロマンが現代によみがえる「第67回正倉院展」が10月24日から、奈良市の奈良国立博物館で開幕されたのを機に来場
午前9時の開館前には約1000人が行列を作り、昨年の初日動員数5661人を大きく上回る9673人が来場されたようです
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今年は、背面に花文様が施された「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)など63件(うち初出陳12件)が公開されている。
正倉院宝物は現在でも勅封によって厳重に管理され、古代行われた虫干しの伝統に則り毎年秋にのみ宝庫が開封されます
正倉院展はこの期間に合わせて行われ、毎年約60件前後の宝物が出陳されます
宝物は聖武天皇の時代を中心に奈良時代に製作されたものが大半をしめ聖武天皇が亡くなられた後
光明天皇が東東大寺の献納した聖武天皇の遺愛品で宮中の年中行事で用いられた
道具類の他、武具文房具、遊戯具、飲食器、文書などが公開
奈良国立博物館