徳島の藍





 
庶民の染料として、大量に作られていた日本の天然藍も、江戸時代末期には色素含有量の多いインド藍が
輸入され、明治になると、ドイツで開発された合成インジゴの輸入も増えたため、その生産量は激減した。
また第二次世界大戦でその栽培が禁止されたために、藍の生産は途絶える寸前まで行ったしかしながら、
徳島の藍師が、戦争中も種を守り、副業をしながらも藍作りを続けきたことで、現在でもその伝統が
生き続けている。そして、人々の生活が豊かになったことで、天然染料による染色が見直され、
手作り独特の暖かさを人が求めだしたということで、藍も見直されてきている。




   
育成したタデアイ  白花  赤花 



日本では、タデアイというタデ科の植物から藍が作られている。
藍染めは、古くから行われていたと思われるが、近世になって
木綿が広がったことに伴って、全国で盛んにタデアイが栽培され
染められるようになった。江戸時代には、阿波の国(現在の徳島県)
が最大の生産地であった。





藍 染 体 験



藍染工房ルアフ(徳島市吉野本町 )
 

4歳のかわいい女の子がスクラップを示しながら
大人顔負けの説明をします。十分理解出来る話術で
関心させられました。最後に、お聞きになりたいことや
わからないことは、大人の人にお聞きくださいと 
締めくくりました。








仕 上 が り




藍染は防臭、防災、保温効果があり、アトピーへの鎮静効果も科学的に認められ、
肌の弱い乳幼児にもあんしんして使用できる



   

inserted by FC2 system